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【子育てにイライラして、うんざりしているお母さんへ】ご自身の幸せを見失っていませんか?

みなさん、こんにちは。

イクノートの坂本です。

おそらく、これを見てくださっているお母さま方は、子育てをしていてイライラしたことが一度はあると思います。

また、そのイライラは、子ども自身が原因になっていることもあれば、ご自身のお仕事や家事、人間関係によるストレスが原因になっていることも少なくないと思います。

私もシッターの経験があるので、普段お母さまがどれくらい忙しいかは実感しています。

ただ、後者のように、子育てに関係ないことでストレスが溜まって、ちょっとしたことで子どもにきつくあたってしまったときは、本当に後悔しますよね…。

私も、過去にあるお母さんから「ちょっとしたこで子どもに強くあたってしまって辛い…。自分は子育てに向いているのか不安を感じることがある」と相談を受けたことがありました。

お母さま方はお子さんに対しての責任感が強い分、日々そのように自分を責めてしまっている方も多いと思います。

ただ、そのような状況を改善したいのであれば、まず、お母さまご自身の心をケアして、安定させることが必要不可欠です。

今では書店にいけば、子育てや育児に関する本が溢れていますが、親御さん自身のケアに注目した本はまだまだ少ないです。

そこで、今回は海外の研究を踏まえて、子育てに関わるお母さんご自身が今よりも幸せを感じるためにやるべきセルフケアについて解説していきます。

母親たちのケアが子育てには必要不可欠!

子育てや育児と聞くと、子どもだけ注目されやすいですが、大事なのは良好な親子関係です。

子どもが親を信頼して、親が子どもを信頼しないと、いわゆる良い子育ては難しいと思います。

では、この「良好な親子関係」を築いていくにはどうしたらいいのでしょうか。

もちろん、子育てや育児に関する書物に書かれているように、みなさんの子どもへの関わり方や子育てスキルも確かに大切です。

ただ、それだけではありません。

実は近年の研究で良好な親子関係、ひいては良い子育てをするためには、「親のケア」も重要であることがわかってきています。

コロンビア大学のルーサーは、基本的に不自由のない生活をしているご家庭の子どもたちのストレスは、母親が子どもをコントロールしようしたり、批判している場合に高いことを発見しました。

さらに、ルーサーは、母親がそのよう接し方を子どもにしてしまうのは、母親自身をケアする人が誰もいないからだと考えたそうです。

そこで、ルーサーは、母親の幸福に関して、2,000人の母親を対象に調査をして、論文を発表しました。

その結果、「私は子育てをできている」という子育てスキルの自信よりも、社会的なつながりのほうが、母親の幸福に2倍~3倍関係していたことがわかりました。

つまり、お母様自身が幸せを感じるためには、子育てスキルに対する自信より、ありのままの自分を無条件に受け入れてくる存在や支えてくれる人間が周りにいるか、また、そういったつながりがあるかのほうが重要であるということです。

そのため、日々の生活でお母さま方が感じる不安やストレス、虚無感、孤独感を癒やすためには、子育てのスキルよりも、周りとのつながりが大事ということなのです。

お母さんの幸福感を高める4つのポイント!

これらのことを踏まえて、お母さまがどんなつながりを作ることで、今よりも幸福感を感じることができるかについて、4つのポイントをご紹介します。

①無条件の愛を感じられるつながりがあること

よく子育て本では、「アタッチメント理論」や「安全基地」という言葉を用いて、子育てには無条件の愛情が必要と言われますが、それはお母さんにも必要です。

ちなみに、ルーサーは、無条件の愛情は、子どもだけでなく母親にも一番不可欠なものと言っています。

そのため、まずは、ご自身が無条件に愛情を与えてくれる存在を周りに見出すようにしましょう。

また、これは、パートナーに限らず、親戚や友人、カウンセラーなどの専門家でも、ほかの誰でも大丈夫です。

ただ、ご自身の子どもに対して求めると、アダルトチルドレンなどの問題が起きる危険があるため注意しましょう。

②いつでも慰めてくれるつながりがあること

子育てに限らず、ご家庭のことやお仕事のことで何かあったときに、いつでも慰めてもらえたり、弱音や愚痴を吐ける存在がいるかどうかも大切です。

これもパートナーや親戚に関わらず、ママ友を含めた友人や専門家などでも大丈夫です。

生きている限り、ストレスをゼロにすることはほぼ不可能です。

そのため、いかにストレスをため過ぎないようにするかが重要になってきます。

そのためにも、何かあったときに、相談したり、話を聞いてもらえる存在をつくることは必要不可欠です。

③ありのままの自分でいられるつながりがあること

幼稚園や保育園のママ友や相手方の親戚などの前では、ついつい自分を取り繕ってしまうことがあると思います。

いつもいつも外では気を張って、家のなかでは家事や育児をして、気を緩める時間がないという方も少なくないと思います。

そのような方は、たとえば、学生時代からの友人であったりとか、カウンセラーなどの専門家であったりとか、とにかく人の目を気にしないで、ありのままの自分をさらけ出せる存在が必要です。

そのため、最近ずっと気を張っていて、プレッシャーを感じている方は、そのようなつながりをつくるようにしましょう。

④頼れる仲の良い友人がいること

家族や親戚だけでなく、多様なつながりをなるべく作って、キープすることも大切です。

そのひとつとして、一番わかりやすいのが「友人」です。

いろいろな人と関わっていく中で、価値観や考えが合う人がみなさんにもいらっしゃると思います。

そのような方との関係はすごく大切になります。

そのため、家族や親戚、ご近所さんだけでなく、そのほかのコミュニティのなかで、頼れる親しい友人を作っていくことも大切です。

さいごに

ということで、今回は、今回は海外の研究を踏まえて、子育てに関わる親御さんご自身のセルフケアについて解説してきました。

子どもとの良好な関係を築いて、良い子育てをするには、お母さまご自身の幸せも大切になります。

実際、とある研究では、「幸せは伝染する」という傾向があることもわかっています。

そのため、お母さまご自身が幸せを感じていれば、それがお子さんにも伝染するということです。

もちろん、日々忙しい時間のなかで、今回ご紹介したつながりや人間関係をすべて網羅することは難しいと思います。

でも、ご紹介した4つのうち、1つや2つでいいので、ご自身にとって大切なつながりやコミュニティを作ることで、日々のストレスや不安、プレッシャーはやわらいでいくと思います。

そのため、ぜひ今回解説した点を参考に、お母さまご自身のつながりを見直してみたいたっだけると幸いです、

Suniya S. Luthar and Lucia Ciciolla(2015)”Who Mothers Mommy? Factors That Contribute to Mothers’ Well-Being”

松村亜里(2019)『世界に通用する子どもの育て方』WAVE出版