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【子どもにご褒美をあげるときに絶対にやっていはいけないこと】海外の調査を踏まえて解説!

こんにちは、イクノートのSAKAMOTOです。

みなさんは、普段、お子さんと関わるなかで、

「~したら、お菓子をあげるよ」

「~できたら、新しいおもちゃを買ってあげる」

など、交換条件でご褒美をあげることはありませんか?

実は、このようなご褒美のあげ方をしてしまうと、子どもの興味・関心を奪ってしまうことがあります。

また、最悪の場合、ご褒美がないと、何かに一生懸命取り組んだり、継続しなくなったりすることもあります。

そこで、今回は、国内外の研究を踏まえて、子どもにご褒美をあげるときに絶対やってはいけないことについて解説していきます。

お絵かきに対する興味関心を奪ってしまった実験

みなさんに今回ご紹介したい研究は、米国のスタンフォード大学のマーク・レッパーがおこなった実験です。

この実験では、3歳~5歳のお絵描き好きの園児が対象となりました。

マークレッパーは、このお絵描き好きの子どもたちを3つのグループに分けました。

ここでは、【Aグループ】【Bグループ】【Cグループ】としましょう。

そして、それぞれのグループに、以下のような指示・対応をしました。

【Aグループ】

Aグループの子どもたちには、「がんばって絵を描いたら、ご褒美として賞状とリボンをあげるよ」と約束をしました。

そして、子どもたちが絵を描いた後、約束通り、賞状とリボンをあげました。

【Bグループ】

Bグループの子どもたちには、絵を書く前には何も約束せず、描き終わった後に、賞状とリボンをあげました。

つまり、サプライズでご褒美をあげたということです。

【Cグループ】

Cグループの子どもたちには、何も約束せず、賞状やリボンもあげませんでした。

そして、1~2週間後、もう一度、3つのグループの子どもたちに絵を描いてもらいました、

その結果、「がんばって絵を描いたら、賞状とリボンをあげるよ」と約束された【Aグループ】の子どもたちは、【Bグループ】【Cグループ】の子どもに比べて、絵を描く時間が減っており、お絵描きに対する興味関心も失っていたのです。

ちなみに、【Bグループ】【Cグループ】の子どもたちは、1~2週間前と変わらず、絵を描く時間やお絵描きに対する興味関心を失ってはいませんでした。

興味関心を奪う「アンダーマイニング効果」

マーク・レッパーによるこの実験からもわかるように、子どもが好きでやっていることに対して、良かれと思って物質的なご褒美をあげてしまうと、子どもの興味関心を奪ってしまうことになるのです。

また、このように、子どもがもともと好きだったものに対してご褒美をあげることで、かえって子どもの興味関心を奪ってしまうことを専門用語で「アンダーマイニング効果」といいます。

なんとも残酷な話ですが、ぜひ、親御さんには知っておいていただきたい実験のひとつです。

そのため、「子どもが好きでやっていること」や「自発的に取り組んでいること」に対しては、不要なご褒美はあげないようにしましょう。

子どもが求めてきたときに反応してあげればOK!

子どもが好きなことをやっているときは、なにかを求めらときだけ反応してあげればOKです・

たとえば、子どもが工作をしているときに、「ダンボールがもっとほしい」と言ってきたら、ダンボールを与えたり、絵を書いているときに、「もっとほかの色のクレヨンがほしい」と言ってきたら、さまざまな色があるクレヨンを与えたりするだけで十分です。

また、子どもが自分で描いた絵やを「見てみて~」ともってきたとき、「すごいね!上手だね!時間をかけてがんばって描いたのもがんばったね!!」と言葉でほめてあげるだけ子どもは満足します。

そのため、基本的に子どもが好きなことをやっているときは、見守ってあげるようにしましょう。

さいごに

ということで、今回は、子どもにご褒美をあげるときに絶対やってはいけないことについて解説してきました。

子どもがついついがんばっていたり、夢中になっている姿を見ると、「なにかしてあげたい」と思ってしまいますよね。

ぼくも、子どもたちががんばっている姿をみると、なにかやってあげられることはないかなぁとついつい考えてしまいます。(笑)

もちろん、みなさんがそう思うのは、ご自分のお子さんのことが大好きでたまらないからだと思います!

そのため、それ自体はぜんぜん悪いことではありません。

ただ、子どもが好きでやっていることに対しては、ご褒美をあげる必要はありません。

子どもが夢中で好きなことをやっているときは、そっと遠くから見守ってあげてくださいね!