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【子どもの「考える力」の鍛え方とポイント!】親の働きかけが大切!

これからは『考える力』が大切だ!

詰め込み教育はもう古い!考える力を大事にしよう。

文部科学省をはじめ、最近の教育業界では、考える力』というワードをよく聞きますよね。

また、大学入試改革記述中心のテスト形式に変更したり、中学受験でも記述問題資料の読み取り問題が増えたりなど、大きな変化がもたらされています。

これも、『考える力』を重要視する考えから波及してきた一つの波です。

ただ、ぼくは今の『考える力を重視した風潮』に警鐘を鳴らしたいです…。

(「何様のつもりだ!」と思った方もいると思いますが、どうか温かく見守ってください…。)

どうしても、ぼくは『考える力』という言葉だけがひとり歩きしており、その内容を履き違えている心配になるときがあります…。

もっと言葉を噛み砕くと、

「考える力=正義」

「(詰め込み教育による)知識=悪」

といった考えがどんどん広まっている気がします。

たしかに、過度な詰め込み教育はよくありませんし、子どもたちの考える力を殺してしまう危険はあります。

でも、その一方で「詰め込み教育」で重視されてきた『知識』が軽視されてきているとも感じます…。

決して、

『考える力』>『知識』

ではありません。

考える力と同じくらい知識も大切です。

なぜなら、十分な知識なしでは、考えることができないからです。

そこで、今回は、ひとり歩きしている考える力』をもう一度見直し本当の意味で、子どもの”考える力”の鍛え方僕なりに解説していきたいと思います。

そのため、ご自身のお子さん

考える力を身につけてほしい

賢い子どもになってほしい

切に願っている方はぜひ参考にしていただければと思います。

【知識がないと考えることができない?】
必ず学ぶべき『絶対的基礎知識』がある

従来の日本の詰め込み教育は、知識ばかりを重視して、その知識を具体的にどのように活かすのか応用するのかについての考える力」は軽視されてきました。

でも、現代では、この「考える力」が重視されてきていますよね。

たしかに、この動きは教育全体においても大切だと思います。

ただ、考える力を重視する分、「知識」が軽視されてきているとも感じます。

そもそも、この2つは、完全に分けきれるものではありません!

知識」と「考える力」の2つがあって、はじめて本当の意味での「考える力」が発揮されます。

わかりやすく言い換えると、知識は「点(・)」であり、考える力は「線(ー)」のようなものです。

点があるからこそ、線を結ぶことができ、線があるからこそ、点を結んで一つの形を作り出すことができます。

なんかとてもかっこいいことを言った気がして満足しています。(笑)

ただ、冗談でなく、これは大切なことです。

たとえば、ひらがな・カタカナ・漢字をしっかりと覚えていないと、難しい本は読めないですし、研究の論文を読むこともできません。

足し算・引き算・かけ算・割り算ができないと、お金の計算もできないし、いろいろな場面で必要になる確率を求めることもできません…。

よく、受験英語では、むずかしい英単語は前後のワードから推測せよなんて言われますが、前後のワードの意味がそもそもわからないと推測なんてできっこないですよね…。

これらは極端な例ですが、わかりやすい例だと思ったので出してみました。

つまり、考える力はいかにも万能な力のように思えるかもしれませんし、実際とても大事な力なのですが、それを支えている「知識」も必ず存在しているということです。

そのため、特に幼稚園~小学校3年生までは、考える力も伸ばしつつ、たくさんの知識も頭にいれる「インプラントの作業」が必要です。

また、脳には、それぞれのスキルを学ぶのに最適な「臨界期」というものがあります。

臨界期に関する研究はさまざまなものがありますが、検証できていない臨界期も数多くあります。

ただ、一つだけ言えること、それは

幼少期に最も脳が変化しやすい

ということです。

もちろん、良い意味でも、悪い意味でも…。

この時期に、ぼーっと過ごしているだけだと、脳にも刺激がいかないため、親御さんが期待する通りに発達しないことがあります。

逆に、この時期にじょうずに脳に刺激を与えることで、言語能力や運動能力など向上させ、考える力の基礎を身につけることができます。

この記事をみてくださっている方のお子さんは、おそらく3歳から12歳くらいだと思います。

もし、10~12歳のお子さんで、今現在、考える力」が足りていない場合は、その土台となる「絶対的基礎知識」が欠けている可能性があります。

そのため、教科ごとに振り返って、すでに学習済みの知識が抜けていないかしっかりと身についているかチェックしてみることから始めることがオススメです。

逆に3歳から小学校低学年のお子さんは、今まさに知識の増やしどきです。

そのため、考える力を意識することは大切ですが、それと同時にさまざなな知識をインプットできるよう、子どもに働きかけたり、環境を整えてあげたりすることが大切です。

【親の働きかけが大切に!】
知識のインプットにオススメの5つの方法

知識のインプットといっても、ただ、音読させたり、紙にひたすら書かせたりするのは、あまりおすすめできません。

(僕は小さい頃、上の方法で知識をインプットしていましたが、何も楽しくありませんでした。(笑))

ただインプットするだけの作業は、子どもを勉強嫌いにする可能性があります…。

小学5・6年生くらいであれば、自分なりの勉強方法があるかもしれないので、それで問題なければ好きなようにやらせてあげましょう。

(ただ、あきらかに知識をインプットできていないようであれば、やり方を変える必要はあります。)

幼稚園生~小学校低学年であれば、まだ自分の勉強法はわからない時期なので、親御さんが働きかけたり、フォローしたりすることが大事になってきます。

ここまでを踏まえて、子どものインプットにおすすめのメニューとしては以下の方法が個人的にオススメです。

読書・読み聞かせ

図鑑・辞書の活用

映像・アプリの活用

博物館・科学館などの疑似体験

時事問題についての話し合い

それぞれについてもう少し詳しく見てみましょう。

①読書・読み聞かせ

まずは読書・読み聞かせです。

ありきたりですが、やっぱり一番現実的に知識をインプットできるものはです。

まず、幼児期のお子さんである場合は、とにかく1日1冊読み聞かせしてあげることが大切です。

もちろん、お仕事でお忙しいと思いますし、ご家庭によって事情はさまざまなので、毎日はむずかしいという方もいると思います。

そのような方は決して無理をしないでください。

でも、もし15分でもお子さんにお時間をさけるのであれば、なんでもいいので絵本を読み聞かせしてあげてください、

そして、読みながら、

この男の子はどんな気持ちかな?

このくまさんはどうして悲しんでいるのかな?

など質問してみてあげてください。

そうやってコミュニケーションを取ることで、脳が刺激され、結果的に「考える力」も身につきます。

また、絵本の読み聞かせをしてあげることで、新しい言葉をどんどん吸収するので、語彙力もついてきます。

そして、とにかくこの時期にたくさん本を読んであげて、お子さんの本への抵抗感をなくし、むしろ、本が好きになるよう「習慣化」させてあげましょう。

この時期は特に親の働きかけが大事になります。

小学校低学年のお子さんであれば、読書習慣が身についていないようであれば、読み聞かせをしたり、本をいっしょに選んだりしてあげるようにしましょう。

また、すでに読書習慣が身についているようであれば、お子さんが自分で本を選べるようにしてあげて、興味のある分野の本をどんどん与えてあげましょう。

小学校中学年以降は、基本的に自分で読めるはずなので、子どもの興味のある本を与えてあげることが大切になります。

知識をインプットするのと同時に、「なぜ?」「主人公はどんな気持ちなんだろう」など考える要素もたくさん盛り込まれています、

そのため、王道ですが、しっかりと習慣化させるようにフォローしてあげましょう。

②図鑑・辞書の活用

次に活用してほしいのが「図鑑・辞書です。

これは5歳から小学校高学年にかけてのお子さんに特に必要です。

図鑑といっても、いろいろなものがあります。

植物であったり、生物であったり、恐竜など。。。

そのため、特にお子さんが興味を持ちやすいものを与えてあげましょう。

できれば、生物系は外の世界で発見することが多いので、買ってあげましょう。

そして、自分の知らないものを発見したときにそれを図鑑で調べる習慣を身につけることが大切です。

もちろん、時と場合によってはインターネットを活用するのもOKですが、個人的には図鑑をメインで使って、載っていない場合はインターネットがよいと思います。

また、辞書に関しても同様です。

本を読んでいて、難しい言葉意味がわからない熟語などが出てきたときに辞書で調べる習慣を身につけると、その後の受験などでも有利に働きます。

ちなみに、辞書選びのポイント紙辞書」を選ぶことです。

もちろん、高校生くらいになったら電子辞書でもOKですが、小学生のうちは紙辞書を使いこなすことが大切です。

電子辞書と紙辞書の最大のちがいは、一度調べた時に頭に入ってくる情報量の多さです。

たとえば、ある言葉の意味を調べたとき、電子辞書だとその言葉の意味にしか目がいきません。

でも、紙辞書であれば、そのワードの前後の言葉熟語例文などをすべて見ることができ、一度に得られる情報量が多くなります。

とはいっても、図鑑辞書最初に親御さんが使い方を教えたり、情報をより多く得るための使い方・見方をていねいに教えることが大切です。

いきなり、図鑑や辞書だけ渡しても、それを子どもが一人で覚えて、使いこなすことはめったいにありません。

そのため、与えてから最初の1ヶ月はこまめに見てあげることが大切です。

③映像・アプリの活用

今ではスマートフォンipadなどのテクノロジーが発達しています。

これらに頼りすぎることはよくありませんが、活用することはとても大切です。

たとえば、恐竜。

今や世界で本物の恐竜を見ることができません。

でも、Youtubeジュラシックパークなどの映画では、恐竜が実際に動いているようすが見られますよね。

それを恐竜が好きの男の子に見せてあげると、目をキラキラさせます。

このような刺激は、脳の「扁桃体(へんとうたい)」という部分を刺激し、後の記憶力アップなどにもつながります。

そのため、手を抜く」ために映像を活用するのはよくありませんが、子どもに良い刺激を与えるためテクノロジーを活用することはこれからとても大事になりますし、必要なことです。

④博物館・科学館などの疑似体験

映像などのバーチャルな世界欠点、それは触れたり、実際に体感したりすることがむずかしいという点です。

もちろん、VRなどの技術もあり、ゴーグルをつけるだけで疑似体験ができるようになってきてはいますが、まだまだ教育には普及していません。

また、自らの目で見て、手で触れることで得られる刺激もあります。

そのため、週末や長期休みのときには博物館や未来科学館などに連れて行ってあげましょう。

ちなみに僕もよく行きますが、大人も意外と楽しめますよ!

いろいろな刺激を与えておくことで、好奇心やそのお子さんの興味を引き出す手助けをしてくれます。

そのため、お忙しいのは重々承知していますが、たまにはこのようなところへ連れて行って、一緒にコミュニケーションを取りながら、いろいろなものに触れる時間も設けてあげましょう。

⑤時事問題についての話し合い

これは、新たな知識を身につけるのと「考える力」を養う両方におすすめのメニューです。

そして、狙い目は「晩ごはん」です。

晩ごはんでテレビNGにしているご家庭もあると思いますが、ニュースをなんとなく流しておくのは個人的にいいと思っています。

そこで放送されている何気ないニュースについて議論していてください。

今は明るいニュースから暗いニュース芸能人のスクープなどさまざまですよね…。

どちらかという世の中の汚い部分」が見えるニュースが多いと思います。

でも、それを子どもだからまだ早い!」って親御さんが情報操作をしていたら、同じ過ち子どもが犯してしまうこともあるかもしれません。

そのため、良いニュース・悪いニュースに限らず、家族で話し合ってみることはとても大切です。

明るいニュースでいえば、「オリンピック」などがあるかもしれません。

暗いニュースであれば、殺人いじめ虐待などさまざまです。

でも、このような日々リアルに起きていることを題材に話し合うことで、より実践的な考える力も身につきますし、時事的な知識も勝手に頭に入っていきます。

(ちなみに中学受験などでは時事問題に関する問題の割合が増加傾向にあります。)

いきなり、子ども新聞などを読ませるのではなく、まず、テレビなどで流れてくるニュース家族で気軽に話してみる、そうすると、子どもが世の中のことにだんだんアンテナを貼るようになります。

そうなってから、子ども新聞などを与えると、より取っ付きやすくなります。

そのため、晩ごはんの数十分だけでいいので、コミュニケーションも踏まえて、家族で時事問題を話し合うようにしてみるのも個人的にはかなりオススメです。

【考える力と知識は同時に身につける!】
知識のインプットは”考える力”も伸ばす!

みなさん、お気づきでしょうか?

知識のインプットにおすすめのメニューは、同時に”考える力”を伸ばすことができます。

つまり、上でご紹介した5つのメニューは、どれもお子さんの知識を増やすことはもちろん、それと同時に考える力を伸ばすことにもつながります。

そもそも、知識があるからこそ、考える力が身につき、考える力があるからこそ、次の知識が身につくようになっています。

たとえば、

「東京オリンピックが2020年開催される」(知識

「なんで、そもそも日本が選ばれたの?」(考える力

「どうやって、誰が開催国を決めるの?」(知識
(開催国決定のシステム)



といったふうに、知識×考える力(「なぜ?」)があることで、次の知識を探し求め、また考え、いずれ自分なりの答えにたどり着きます。

そのため、知識のインプット考える力は、切り離せるものではなく、表裏一体みたいなことなんです。

ただ、考える力を発揮するには、その題材となるテーマ・知識が必要です。

そのため、最初は絵本や読書で、いろいろな知識を身に付け、お子さんが興味をもったり、疑問をもったりするための材料が必要になります。

それをまとめると、やはり、最初の知識のインプット作業は欠かせないのです。

さいごに

ここまで、「考える力」自体を捉え直し、本当の意味での「考える力」の身に付け方をご紹介してきました。

3~5歳の幼児期はどうしても親御さんのサポートが多くを占めるので、負担も大きくなります。

でも、ここで「本を読む」「わからないことは調べる」という習慣をいっしょに身につけることで、小学校に入学して中学年・高学年と学年があがっていくうちに、自ら学び、主体的に取り組むお子さんに育っていくはずです。

そして、結果的に「自立」につながります。

そのため、早い段階で精神的に自立してほしいと願っているのであれば、幼少期から小学校の児童期に力を入れることが大切です。

特に、幼児期がぼくは大切だと思っています。

もちろん、幼児教室など新しいメニュー子ども同士の刺激を得ることも大切です。

でも、それ以上に家庭だからこそできることもあると思っています。

そのため、

何をすればいいかわからない

と思っていたお母さん・お父さんはぜひ今回ご紹介したメニューお子さんの発達のレベルに合わせてやってみてくださいね!

最初はお子さんがブーブー文句を言うと思いますが、まずは根気よく1ヶ月がんばってみましょう!